子育てを感動にするおもちゃと絵本を読んだ

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お義姉さんが妻に渡していた本でオススメしていたので、自分も読んでみました。

ざっくりとしたまとめ

  • どういうおもちゃ・絵本をどういう時期に渡せばいいか
  • どういうおもちゃ・絵本を選べばいいのか
  • 子供は五感を使って順番に学習していく。順序を飛ばすことはできない。
  • デジタル系のものは音の刺激が強すぎる。テレビやスマホなど。
  • おもちゃと本物の道具は区別する。おままごとに余った鍋を使わせると、足りなくなったら必要な鍋まで取り出そうとする。怒っても、その区別がつかない子供は混乱する。
  • ボードゲームやカードゲームはルールを学ぶのにいい。親に勝てることで喜ぶ。
  • おままごとやごっこ遊びは男の子でも大事。親を真似て、人形のお世話することで成長する。
  • 創造性を育成するおもちゃがいい。積み木など。
  • 遊び方を強制しない。
  • その時期によってハマるおもちゃがある。常に買い与えたおもちゃがハマるとは限らない。いろいろ与えて選ばせる。
  • 絵本は子供のそばにいる人が読む。CDなどは子供の考え・行動を無視してしまうのでよくない。
  • 大人は疲れていたり、機嫌が悪かったりすると言葉遣いが悪くなったりしがち。そこで絵本を使って綺麗な言葉を借りる。
  • 絵本は何度も何度も読み聴かせる。
  • 絵本でしつけはしない。間違いを指摘しない。
  • 大人の都合で善と悪を曖昧にしたような話はよくない。本物の昔話を読み聴かせる。そこで善悪と、悪の末路を学ぶ。
  • 字が読めるようになっても絵本を読み聴かせる。文字を認識できるのと物語を読めるのは違う。最初は認識で精一杯で読めてない。読んであげよう。

感想

どういうおもちゃがいいのかなど、具体的なおもちゃの紹介もありつつ、どうしてそうなのか、を丁寧に説明してくれているいい本だと思った。 特に、最近はデジタル製品に囲まれて生活している中で、息子にどういうものに触れさせるのがいいのか、適切なおもちゃの定義ってなんなのかを常日頃考えるようになっていたので、 この本を読んで、やはり昔ながらのおもちゃ、遊びは大切なのだなぁと思った。

遊びを通じて学んでいくわけだけれど、順序がある。大人は、少し早めのおもちゃを渡しがち(2歳に3歳や4歳向けのおもちゃを渡したりとか)。 しかし、それは小学生に高校の教科書を渡すようなものであるとあった(そう書いてあったかは覚えてないがニュアンスは合ってるはず)。 順番にしか成長できないから、それをちゃんと理解した上で、その時期その時期に合うおもちゃ・絵本を渡してあげることが大事。

子供が子供である間っていうのは思っているよりも短い。 自分が子供だった頃のことを思い出してみると、いつから絵本を読んでもらったりがなくなっただろうか? でも保育園に行ってた頃に何度もせがんでおむすびころりんを読んでもらってたのは今でも覚えている。 絵本の言葉が血となり肉となる、というのは、大人になってもいつまでも残る記憶・思い出のことなんだろう。 そういう思い出をたくさん残してあげられるような子育てをしていきたいと思った。


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